ヨルダン川西岸地区 – 現地の声①

\ SNSでの情報拡散にご協力をお願いします! /

「オリーブの木は、私の心臓のようなものです」

マフフォダ・シュタイエ(ナーブルス近郊)

入植者が私の畑に現れたとき、まさか本当に木を切り倒すとは思いませんでした。
家の窓から見えたのは、オリーブの木の枝が無残に切り落とされていく姿。
私は走って畑に行きました。
祖父母の代から受け継いだこの木は、まるで家族のような存在です。
子供の頃はその木の下で昼寝をし、母と一緒に実を摘んだ記憶があります。
私は泣きながら木にしがみつきました。『お願い、切らないで』と叫びながら。
だけど誰も私の声に耳を貸さなかった。
オリーブの木は私たちの命であり、文化であり、誇りなのです。」

翻訳元: 2024年2月6日  Medium

 

「オリーブの収穫が命がけになるとは思わなかった」

アフマド・バルグーティ(ブルキン村)

収穫期の朝は本来、家族が集まり、歌いながら実を摘む楽しい時間でした。
しかし最近は恐怖が先に立ちます。
私たちの村は繰り返し入植者の襲撃を受けており、警察や軍も止めに来ません。
去年の秋、収穫中に私の兄が石を投げつけられ、頭を縫う怪我を負いました。
娘は今でもその日以来、夜眠れません。
私たちは木を守るために命を懸けています。
でも、世界は静かです。

翻訳元: 2025年5月24日  Reuters

 

\ SNSでの情報拡散にご協力をお願いします! /

関連記事一覧

  1. パレスチナ セラミック 食器 - NABLUS SOAP ナーブルスソープ
  2. パレスチナのオリーブオイル - NABLUS SOAP ナーブルスソープ
  3. パレスチナのナーブルスソープ クラウドファンディング - NABLUS SOAP
PAGE TOP