ナーブルスソープはパレスチナ産ヴァージンオリーブオイルベースの完全オーガニック石鹸。
1611年創業のナーブルスソープカンパニーを経営する石鹸一族トゥベレ氏が『先進国向け新規格』として新たに開発した最高グレード石鹸です。
最難関の欧州オーガニック製品認定規格の一つである “エコサート(ECOCERT)” の「ナチュラル&オーガニックコスメ(ORGANIC COSMETIC)」と「ナチュラルコスメ(NATURAL COSMETIC)」を取得しており、オーガニック石鹸としての品質は保証済みです。
世界では、アメリカ・カナダ・イギリス・ドイツ・イタリア・その他欧州各国・マレーシア・台湾・韓国などで既に販売されており、日本では、2017年12月12日に販売が開始されました。
オリーブオイルと塩の混合物をベースとして、少数の天然成分のみを使用
ナーブルスソープは60-80%以上のバージンオリーブオイルを含み、完全に天然、植物性の成分のみで生成されているため、毎日の使用に適しています。ナーブルスソープは保存料を含んでおらず、動物実験を行っていません。ナーブルスソープは合成物質を添加することなく100%天然成分で作られているため、100%生物分解性です。これはあなたの肌だけでなく、環境にも優しい作りです。
現代の石鹸は多くの場合本物の石鹸ではなく、むしろ洗剤と言うべきものです。洗剤は合成成分を使い化学的行程により開発されているため、大抵が肌の自然なバランスに悪影響です。多くの場合乾燥、刺激、毛穴の閉塞を引き起こし、肌呼吸を困難にします。肌は最終的にはこうした製品に依存するようになります、というのも自然な潤いや油分の調節機能が妨害されてしまうからです。この事実は徐々に認識されつつあり、天然石鹸が使用され始めています。
Perfect Organic Soap
完全無添加オーガニック石鹸
ナーブルスソープの成分は、全成分が自然素材から作られています。
合成界面活性剤・石油由来原料不使用、化学合成防腐剤・酸化防止剤・発泡剤・金属封鎖剤・着色料・人工香料 は一切無添加です。
代表格のナチュラルオリーブオイルは、ヴァージンオリーブオイル100%で作られ、全成分はオリーブ果実油78%・水酸化Na12%・水10%と、一切の添加物が含まれていません。
ナーブルスソープは、一番搾りで抽出した最も高級と言われるパレスチナのヨルダン川西岸地区(ウエストバンク)で栽培されたオーガニック食用ヴァージンオリーブオイルを100%原料としていますので、栄養価の高いオレイン酸や天然保湿成分を豊富に含んでいます。
ナーブルスソープのバリエーション
ナーブルスソープは全19種類。
日本で現在発売しているのは、Natural Olive Oil (ナチュラルオリーブオイル) ・Thyme (タイム) ・Dead Sea Mud (死海の泥) ・Grape (ぶどう) ・Avocado (アボカド) ・Damask Rose(ダマスクローズ)・Pomegranate(ざくろ)の7種類です。
その他、Saffron (サフラン) ・Goat Milk (ヤギミルク) ・Tea Tree (ティーツリー) ・Figs (イチジク) ・Lavender (ラベンダー) ・Black Cumin (ブラッククミン) ・Honey (ハチミツ) ・Mint (ミント) ・Sage (セージ)・Lemon (レモン) ・Cinnamon (シナモン)・Dates (ナツメヤシ) などの種類があります。
VIRGIN OLIVE OIL
原材料のヴァージン・オリーブオイルについて
パレスチナの西岸地域(West Bank)は、オリーブオイルの生産で有名な地域の一つです。オリーブの木は、この地域で数千年にわたって栽培されており、パレスチナの農業と文化において重要な役割を果たしてきました。
パレスチナのヴァージンオリーブオイルは、その高品質と特徴的な風味で知られています。ヴァージンオリーブオイルは、オリーブを冷間圧搾して抽出される純粋なオリーブオイルのことを指します。
また、パレスチナのヴァージンオリーブオイルは、健康に良いとされる栄養素が豊富です。オメガ-9脂肪酸やビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれており、心血管の健康や炎症の軽減に役立つとされています。
国内での消費だけでなく、輸出市場でも高い評価を得ています。多くの地域や国際的なコンテストで賞を受けており、世界中で人気があります。
また、フェアトレードの原則に基づいた取引や認証も行われており、農民の経済的な持続可能性をサポートしています。
HISTORY
ナーブルスソープの歴史
現存する記録では、この地域では10世紀頃から石鹸交易が始まりました。
ナーブルスで女性たちが家庭用に製造していた小さな石鹸が、15世紀から16世紀にかけてベドウィン族によって地中海の隅々の島まで流通。
そこから英国のクイーン・エリザベス1世までの道のりを辿りました。
エリザベス女王1世はこの石鹸を大絶賛し、その後ヨーロッパ人女性の間に美容成分を多く含んだナーブルスソープが広まっていくのにそう長くはかかりませんでした。
イギリス統治時代(1920年-1949年)、イギリス政府は1934年にロンドン協会でその石鹸の分析を行い、その成分が完全に天然で化学物質無添加であるというお墨付きを与えました。
香港総督を務めたイギリスの政治経済学者・旅行家ジョン・バウリング氏(John Bowring)は、1830年代に、”レヴァント(東部地中海沿岸地方の歴史的な名称)で非常に重要とされている石鹸”と評価しています。
RECIPE
ナーブルスソープの製法
ナーブルスソープはオリーブオイルと塩の混合物をベースとして少数の天然成分のみで作られるオーガニック石鹸。
天然成分の力を最大限引き出す為に、石鹸一族トゥベレ氏に400年以上も続くレシピで作られます。
石鹸の塊は製造者のトゥベレ氏によって整形され、特徴的な幾何学形に積み上げられます。
使用に適するまでは、それから更に数ヶ月乾燥されなければなりません。仕上げに「NABLUS(ナーブルス)」と刻銘されます。