人々を繋ぐパレスチナのお茶文化

【HANA】人々を繋ぐパレスチナのお茶文化

みなさんこんにちは、Hanaです。

今回は、お茶好きの私がパレスチナで日常的に飲んでいたお茶を紹介したいと思います。

パレスチナでお茶とは、基本的に紅茶を指します。しかし、ただ紅茶をそのまま飲むのではなく、なにかトッピングして楽しむのがパレスチナのお茶文化なのです。

最も主流なのが、今回の写真にあるミントティー。ミントは根がついたまま束で購入し、ちぎって紅茶にたっぷりと入れるだけ。

その他に人気のお茶として、メラミーア(mira-miiya)というものがあります。日本語ではセージと呼ばれる花の葉で、香りが良くとてもリラックスできます。これをミント同様、紅茶にそのまま入れて飲むのです。

 

もうひとつパレスチナのお茶文化の特徴として、大量に砂糖を入れるということがあります。

日本でよく目にするシュガースティックおよそ4本分程度の砂糖を入れ、フィンジャーン(finjan)という小さなカップで飲みます。

それはまるで紅茶入りの砂糖を飲んでいるかのようです。

「ノンシュガーでお願いします。」と伝えない限り必ず入れられてしまうため、甘いものが不得意な私はすかさず言うようにしています。

しかしパレスチナ人にとっては甘い紅茶が主流なので、きまって「砂糖を入れたほうが美味しいよ。」とアドバイスされてしまうのですが(笑)

 

パレスチナでこのようなお茶を飲む機会は、少なくありません。

パレスチナの家庭では、家に親戚や客を呼ぶことが非常に多いため、そのたびにお茶でもてなし、お菓子もたくさん出すという文化があります。また初対面の旅行客や、街で道を聞いただけの人であっても招き、たとえ一度きりであっても共にお茶を飲んで過ごします。

このようなおもてなし精神はイスラーム教の教えに基づいているため、パレスチナだけで見られる傾向ではありません。

しかし政治的理由により外国人が非常に少ない環境下にあるパレスチナでは、外国人に対するおもてなしの姿勢がより一層強いように私は感じます。”数ある国の中でよくパレスチナを選んで来てくれたね”や、”遠くから遥々とよく来てくれたね”という言葉を何度いただいたかわかりません。

日本は外国人観光客が多いのでつい忘れがちな心ですが、東京オリンピック・パラリンピックの開催も控えておりますし、私たちもそういった心で外国人の方をお迎えすることで世界の人々がより繋がっていくことができると思います。

 

Hana

パレスチナ在住レポーター
現在大学生です。パレスチナではナーブルスソープの発祥地、ナーブルスの大学にてアラビア語を勉強中。
ナーブルスをはじめパレスチナの文化や美容に関する記事を主に書いていきます。

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