
【ガザに嫁いだ日本人】 ガザのいちご畑
みなさんこんにちは!だいぶ暖かくなってきましたね。今日のお話はガザのいちご畑です。
地上の監獄と例えられるガザですが、野菜や果物を生産する農家さんは数多くおられます。耕作地はイスラエルとの国境付近、ガザの北部や南部を中心に広がっています。その昔は、ガザ市街からラファ国境へ続く幹線道路沿いは畑が続く農業地帯だったそうです。現在は長引く経済封鎖のために耕作放棄地も散見されます。
こちらのいちご畑はガザの北部に位置しています。いちごの季節になるとSNS等を使い、ガザ内外に向け積極的にいちご畑をアピール。国内外のメディアでも数多く取り上げられています。功を奏したのか、ガザではすっかり観光名所になりました。いちご摘みを楽しむガザ市民の方々で溢れるハウス内、いいですね!
ハウス横にはカフェも併設され、摘みたていちごのスムージーも楽しめます。
甘酸っぱいいちごの香りがこちらまで漂ってきそうです!
大型のビニルハウス内にはいちごの木がずらりと並んでいます。封鎖に苦しむ中、これだけの設備を整えられることはすごいと思います。生産者の方々の努力が垣間見れます。
ガザ産のいちごは一度イスラエルを通じてヨーロッパへ輸出されています。西岸地区にも出荷されているそうです。ガザのいちごが世界へ!ガザの農家さんが丹精込めて育てた赤い宝石、いつか日本にもやってくる日が来るのでしょうか?